バカ丁寧化する日本語 敬語コミュニケーションの行方 (光文社新書) [ 野口恵子 ]

   

敬語コミュニケーションの行方 光文社新書 野口恵子 光文社バカテイネイカスル ニホンゴ ノグチ,ケイコ 発行年月:2009年08月20日 予約締切日:2009年08月13日 ページ数:254p サイズ:新書 ISBN:9784334035198 野口恵子(ノグチケイコ) 1952年愛知県生まれ。

東京育ち。

日本語・フランス語教師。

青山学院大学文学部フランス文学科卒業後、パリ第八大学に留学。

フランス語通訳案内業として働いた後、’90年より大学非常勤講師。

仕事をしながら放送大学卒業、東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。

現在、立教大学、東京富士大学、東京農工大学、国立看護大学校で教えている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 させていただきたがる人々(「させていただく」は耳障りか/「させていただく」はだれに対して謙遜し感謝の意を表しているのか ほか)/第2章 現代敬語考ー尊敬表現を中心に(私たちは八五郎の敬語を笑えるか/敬語の不統一とは何か ほか)/第3章 現代謙譲語考(謙遜するとはどういうことか/目上の人に向かって「ご紹介してください」と言うのはなぜおかしいのか ほか)/第4章 敬語使用と想像力(デジタル的、アナログ的言語コミュニケーションとは何か/マニュアルどおりに応対する従業員に合わせて、客のほうも、想定される「客のためのマニュアル」に沿った受け答えをせざるを得ないのか ほか)/第5章 変わるコミュニケーション(周りを観察しない人、自分を客観視できない人に、他者への敬意を行動で示すことができるか/「させていただきたがる人々」は、実は「させていただきたがらない人々」だったのか ほか) 「〜させていただく」という言葉に象徴されるように、現在、日本語の丁寧化という波が押し寄せている。

丁寧化はなぜ進んだのか。

時代や社会の動きとともに変化する日本語は、これからどう変化するのか。

日本語教師として、外国人の日本語学習者に、日本の大学生に日々接する著者が、敬語を中心とした“おかしな日本語”に着目し、日本語の本来の使い方、そして私たちのコミュニケーションのあり方を考える。

本 語学・学習参考書 語学学習 日本語 新書 語学・学習参考書

  • 商品価格:820円
  • レビュー件数:5件
  • レビュー平均:4.2(5点満点)

敬語 関連ツイート