良い敬語

＜p＞正しいだけではダメ。

＜br /＞ 敬意が相手にきちんと伝わるようにシーン別の表現をマスターする＜br /＞ 相手を不快にさせない＜/p＞ ＜p＞あなたの評価を下げている原因は＜br /＞ ・過剰＜br /＞ ・マニュアル＜br /＞ ・繰り返し＜/p＞ ＜p＞使いこなせば『信頼度はぐっと上がる』＜/p＞ ＜p＞■敬語をうまく使うポイント＜br /＞ 丁寧になりすぎない　　　⇒　丁寧すぎるとくどくなる。

普段の言葉遣いがベース＜br /＞ 同じ敬語ばかり使わない　⇒　「ありがとうございます」ばかりでは陳腐化する＜br /＞ フレーズを増やしていく　⇒　繰り返しが避けられるうえ、シーンごとに対応できる＜/p＞ ＜p＞■ 敬語をうまく使えないと損をする＜br /＞ 私たちNHK放送研修センター日本語センターには、＜br /＞ 数多くの新社会人に対する言葉遣いの研修の要請があります。

＜br /＞ 講師はすべてアナウンサー経験者ですので、＜br /＞ テレビなどで使う平易で、かつ丁寧な敬語を基本に指導しています。

＜br /＞ その観点から見ると、敬語が苦手な人の話し方には、＜br /＞ 2つの特徴があります。

＜/p＞ ＜p＞1つは、とても丁寧な言い回しをしようとすることです。

＜br /＞ 敬語に対する苦手意識からか、言葉をたくさん足して、＜br /＞ なるべく丁寧に言おうとし、それが、パターン化します。

＜br /＞ 例えば、何でも「ございます」をつけて話したり＜br /＞ 「させていただきます」を連発したり、こういう話し方です。

＜/p＞ ＜p＞もう1つの特徴は、丁寧な言い回しの中に、＜br /＞ 突然、不用意な言葉が口をついて出ることです。

＜br /＞ 「やっぱ」「やっぱし」「ぶっちゃけ」「(新しい)やつ」。

＜br /＞ 普段、使っている言葉がとっさに出てくるのです。

＜br /＞ いずれにしても、その傾向に、本人が気づいていないケースが＜br /＞ ほとんどです。

そのため、本人の知らないうちに、信用・信頼を失っています。

＜br /＞ 敬語をうまく使えないと、知らず知らず損をしていることを自覚してください。

＜br /＞ 逆に、敬語を巧みに利用すれば、 あなたの評価はぐっと上がるものです。

＜/p＞ ＜p＞この本では、国語の教科書に出てくるような敬語の解説や、＜br /＞ 敬語の間違いばかりをあげつらうことはしません。

＜br /＞ ただし、より詳しく敬語を勉強したい方には＜br /＞ 巻末資料として基礎知識をまとめています。

＜/p＞ ＜p＞実は、教科書通りに正しい使い方をしていても、＜br /＞ 相手を不快にしてしまう言い回しもあるのです。

＜br /＞ 様々な場面で適切な言い回しを、＜br /＞ あなたの言葉で表現することを本書はサポートしていきます。

＜br /＞ 言葉を覚えるのではなく、磨いていくという発想で＜br /＞ 敬語を上手に使っていきましょう。

＜br /＞ ※本書「はじめに」より＜/p＞ ＜p＞■監修　一般財団法人　NHK放送研修センター日本語センター＜br /＞ ■著者　合田敏行＜/p＞画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。

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