福島第1原発事故7年 避難指示解除後を生きる 古里なお遠く、心いまだ癒えず [ 寺島 英弥 ]

   

古里なお遠く、心いまだ癒えず 寺島 英弥 明石書店フクシマダイイチゲンパツジコナナネンヒナンシジカイジョゴヲイキル テラシマ ヒデヤ 発行年月:2018年03月11日 予約締切日:2018年03月01日 ページ数:272p サイズ:単行本 ISBN:9784750346441 寺島英弥(テラシマヒデヤ) ジャーナリスト、河北新報社論説委員。

1957年、福島県相馬市生まれ。

早稲田大学法学部卒。

編集局次長兼生活文化部長、編集委員を経て2017年から現職。

02〜03年にフルブライト留学で渡米。

東北の暮らし、農漁業、歴史などの連載企画を長く担当し、連載「こころの伏流水 北の祈り」で1993年度新聞協会賞。

11年3月から震災取材に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 2016年10月ー飯館村・バリケードの向こうに取り残される帰還困難区域「長泥地区」/2017年2月ー飯館村・居久根は証言するー除染はいまだ終わっていない/2017年3月31日ー飯館村・「おかえりなさい」ー飯舘村の避難指示解除の朝/2017年3月ー飯館村・望郷と闘病、帰還ーそして逝った女性の6年半/2017年4月ー飯館村・あのムラと仲間はどこにー帰還農家が背負う開拓者の苦闘/2017年4月ー相馬市・被災地の心のケアの現場で聞いた「東北で良かった」発言/2017年5月ー相馬市・風評に抗い「汚染水」と闘って逝った漁協組合長が残した宿題/2017年6月ー飯館村・作り手なき水田を北海道並みの放牧地にー和牛復活に懸ける農家の妙案/2017年6月ーいわき市〜楢葉町〜富岡町・被災地へ3500人をガイドー湯本温泉ホテル主人が伝え続ける原発事故/2017年7月ー南相馬市小高区・7年目の再出発でも晴れない精神科病院長の苦悩と怒り〔ほか〕 福島第1原発事故によって、被災者たちが奪われ、あるいは取り戻そうとしているものは何なのか。

そこに原発事故の本質も、何が傷つけられたのかも見えてくる。

2017年3月31日の避難指示解除後の1年間を追ったルポルタージュ。

本 人文・思想・社会 その他

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