アンリ 安値世界一への挑戦

アンリ・ジローの歴史は、17世紀初頭に遡ります。

ルイ13世統治下の1625年、創業者のフランソワ・エマールがシャンパーニュ地方でも良質なブドウの産地として有名なアイ村に畑を手に入れました。

10世紀以前から、石灰質の土地であるシャンパーニュ地方は、シャルドネやピノ・ノワールなど良質なブドウを生み出す地として知られています。

特にアイ村は全てのクリュがグラン・クリュに認定され、その高品質のブドウは、プレステージ級のシャンパーニュにおいて、もはや欠かせないものとなっています。

そのアイ村においてアンリ・ジローは約8ヘクタールの自社畑を所有しています。

アンリ・ジローのシャンパーニュがさらに進化したのは、20世紀の始めの頃。

エマール家の娘と結婚したレオン・ジローはシャンパーニュ造りに愛情と情熱を注ぎ、当時フィロキセラ（ブドウネアブラムシ）により壊滅状態にあったブドウ畑を、自身の研究と絶え間ない努力によって復興させました。

現在、12代目のアンリ・ジローは、彼の精神を受け継ぎ、シャンパーニュのさらなる向上を目指しています。

アルゴンヌの森の樫で作られる特別な樽を使用して熟成されている風味豊かな1本です。

ブドウは完熟するのを待って全て手摘み、果汁の圧搾後は低温浸透法で清澄し、アルゴンヌの樫の小樽で1年間熟成させます。

さらに最低でも7〜8年の瓶内熟成の後、手作業でていねいに澱が取り除かれ、この創意工夫によって、スペシャルな味わいのシャンパーニュが生み出されます。

2005年は、古くからあるジロー 一族の畑のピノ・ノワールにとって、とても素晴らしい年となりました。

そのため、4,000本のみをAOCアイ・グランクリュの赤ワインをブレンドし、マルチヴィンテージ・ロゼが作られました。

　 アンリ・ジロー フランス/シャンパーニュ ピノ・ノワール70〜75％シャルドネ20〜25％アイ村産赤ワイン6〜8％ ロゼ/発泡 750ml ● ● ● ● ● 辛口 中口 甘口 ● ● ● ● ● ライト ミディアム フル 素晴らしく熟成した自然な色合いが強調されており、そこに赤いフルーツやマンダリンオレンジの香りが交わります。

塩っぽさと心地よい苦みがあり、その中に燻した肉の様な香りがあります。

シャンパーニュ地方の独特な個性が感じられ、まさにシャンパーニュのグランヴァンを彷彿とさせます。

※ラベルのデザインやヴィンテージが掲載の画像と異なる場合がございます。

ご了承ください。

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